日本のカラオケと居酒屋をテーマに、オーストラリア東海岸ニューキャッスルのパーティーシーンで一躍大きな存在感を放つカラオケバー、Jams。2020年のユニフォームTシャツ制作に続き、新たなTシャツとティータオル2種類のデザインを担当しました。
日本文化と地域の逸話が面白い形で融合したクライアントからのコンセプトをベースに、Jamsの持つレトロ・ジャパンの美学を用いて、それらを遊び心あふれるスタイルで形にしました。
Tシャツデザインは、前回好評だったタコとカラオケというテーマはそのままに、かつてニューキャッスルのアイコン的存在だったクィーンズ・ワーフ展望台をモチーフに制作しました。
2018年に予算の関係上から解体された展望台は、その形状がいささか男性器を連想させることで賛否両論を集め、地元の人ならば知らない人はいないそう。この象徴的な展望台を巨大なタコが破壊するという怪獣映画風のコンセプトを採用し、地元に結びつけたコミカルなデザインに仕上げました。
2種類のティータオルは、Tシャツデザインに高評価をいただき追加発注となりました。
1種類目は、日本の民話でライバル関係として描かれることの多い狐と狸が、お互いの違いを脇に置いて、仲良く杯を交わし合う様子を描きました。このデザインは、Jamsは見知らぬ人々同士が繋がり、共に思い出を作れる場所であることを表しています。
2種類目は、猫と友達の動物サラリーマン集団が、仕事上がりにカラオケに没頭する様子を描きました。これは金曜の夜にカラオケで泥酔する日本のサラリーマンへのオマージュであり、同時にJamsの常連客たちをも表現しています。