アメリカ、イリノイ州シカゴのグラント・パークで毎年開催されている野外音楽フェス、ロラパルーザの2025年開催Tシャツのイラスト、デザインを作成しました。
コラボレーションの発端は、2025年のラインナップに藤井風とおとぼけビ〜バ〜という旬の日本人アーティスト2組が加わり、フェスティバルを支援する日本のファンが急増したことにあります。
ラインナップの国際化が進む中、ロラパルーザの世界中のオーディエンスと、日本からの参加者の両方に響くデザインを届けたい、という運営者側の希望により、今回のプロジェクトが実現しました。
コンセプトは「ロラパルーザと日本文化の融合」。ロラパルーザの確立されたビジュアルアイデンティティに日本文化を組み合わせ、親しみやすさと意外性を兼ね備えたイラストを目指しました。
初期の草稿では、ロラパルーザのエネルギッシュで多様な雰囲気に自然になじむような日本のモチーフを模索し、ユニークな組み合わせを考案しました。例えば妖怪のバンド、芸者のギタリスト、化け猫のDJ、そして富士山を背景にしたシカゴのスカイラインなどです。
最終的に、日本の伝統的な招き猫を用いたコンセプトが選ばれました。誰もが知る普遍的な親しみやすさと可愛い猫の魅力が、今回のプロジェクトの主役として最もふさわしいと判断されました。
イラストはTシャツ前面に印刷され、日本を象徴する日の出に彩られたシカゴのスカイラインをバックに、フェスティバルに向けて着飾った招き猫を中心に描いています。ヘリコプターの垂れ幕には敢えてカタカナで大きく「ロラパル〜ザ」と書き、下に小さく英文を添えることで、日本をコンセプトにしたイラストであることがすぐ伝わるようにしています。(ロラパルーザの「ー」を「〜」としたのは、出演アーティストおとぼけビ〜バ〜へのオマージュです)
周囲には富士山と桜、空飛ぶたい焼き、そして富嶽三十六景をモチーフにした躍動的な波などを描ぎ、異文化が織りなす鮮やかな世界図を生み出しています。
Tシャツの背面には、本年度ラインナップの広告素材を適応させたデザインを採用しました。
完成したユニセックスTシャツはライトブルーのオーバーサイズで、複数サイズで展開されています。現在、ロラパルーザの公式グッズウェブサイトにてプレオーダーが可能です。
※Tシャツモックアップ画像、モデル写真はC3 Presentsより提供